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2019年08月10日

旅行観光への投資は早計?

この前なにかで見たときは、
テーマ型ファンドには気を付けたほうがいいと書いてありました。

それは、いま活況にみえても
数年後にどうなっているかわからない業界に投資することになるし、
投資は長い目で保有していくものなので、
今、期待されている分野だからといって、
良い投資商品になっていくかどうかはまだわからないから、
ということでした。

今回紹介されていたのは、
旅行観光サービスに投資するファンド。
観光産業は、確かに2018年の成長率が高いようです。

ですが、このところ騒がれている日本と韓国の問題。

どう考えても、ここ数か月で
また状況は悪化しているような気がします。
それは、2018年のグラフでは
ぜんぜん表現できていないのは当たり前。

世界の状況は、先月の状況と比べてだってわかりません。

観光については、特に海外へのものは、
世界情勢世界不安の影響をダイレクトに受けるので、
個人的には長期保有するつもりの投資商品の分野には
向かないのではないかと思っています。

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投資の基本は高い成長が見込める地域や国、あるいは産業(業種)に投資することになります。

高い成長が期待できる業種といえば、ITなどのハイテク産業が思い浮かびますが、実は旅行・観光サービス業の成長率は製造業に次いで第2位となっているのです。

2018年の世界のGDP(国内総生産)の成長率は+3.7%(IMF)ですが、観光産業(グローバルツーリズム)は+5.9%もあり、その割合は世界のGDPの約10.4%を占めているのです。

(マイナビニュースー2019/8/9)
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